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(7月17日開催)中小企業と技術の出会いの場 「TIRIクロスミーティング2024」開催案内号

印刷用ページを表示する 更新日:2024年7月1日更新

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2024年7月17日(水曜日)に、「TIRIチリクロスミーティング2024」を東京都立産業技術研究センター(以下、都産技研)本部(江東区青海)で開催いたします。都産技研が保有する技術シーズや実験室にある最新機器設備を公開し、中小企業と技術マッチングすることで、製品開発をご支援いたします。
本記事は、自社で製品開発を進めている企業や新たに製品開発に挑戦する企業、研究者、知財関係者に大変おすすめです。

(外部リンク)

TIRIクロスミーティング2024開催について

TIRIクロスミーティングとは、都産技研が保有する技術シーズ(製品開発などに活用できる基礎技術)をわかりやすく紹介し、製品開発や技術開発を行いたい中小企業と技術のマッチングを促進するイベントです。今年は、以下の日程で実施予定です。​

​日時:2024年7月17日(水曜日) 10時00分から16時30分まで(最終入場:16時00分)
場所:東京都立産業技術研究センター本部(江東区青海2-4-10)
入場料:無料
TIRIクロスミーティング2024特設サイトhttps://www.iri-tokyo.jp/site/tiri-cm/

都産技研本部(江東区青海)での開催は、2020年以来4年ぶりの開催となります。
中小企業の製品開発や技術開発のヒントとなる技術シーズをポスターセッション形式でご紹介するほか、本部開催ならではの企画として、さまざまな分野の実験室公開をいたします。

クロスミーティングイメージ写真

TIRIクロスミーティング:2023年

実験室見学イメージ

実験室公開:2019年

TIRIクロスミーティング2024の見どころ 1 ポスターセッション

​TIRIクロスミーティング2024では、31種類の技術シーズを公開いたします。

都産技研が保有する技術シーズは、機械・繊維・材料・デザイン・環境・食品・バイオ・情報・生活と幅広い分野にわたり、さまざまな業界・ニーズに対応しているのが特徴です。会場では、開発に携わった研究員が直接ご説明いたします。また、研究員との対話により、技術相談をすることも可能です。大きなプロジェクトでなくても、小さな相談から始めてみてはいかがでしょうか。

研究員との相談の写真
​研究員とその場で相談が可能です!

また、技術シーズを活用した共同研究の最新事例も合わせて公開いたします。共同研究への好事例としてご参考にしてください。

発表予定の技術シーズ(一部抜粋)

【材料】熱硬化性炭素繊維強化プラスチック(CFRP)とアルミニウムの接着強化に向けたコーティング剤の開発
【バイオ】バイオマスからの有用物質生産が可能な酵素バイオ燃料電池
【機械】ひずみの可視化による製品開発支援
【エレクトロニクス】通信障害を抑制する電波吸収体としての機能を実現
【情報】移動ロボットによる物体変化検出のためのAI学習機能
【食品】穀粉生地の物性評価と組織状態の可視化手法
【生活】揺らぎ光の物理量測定および印象評価実験による高付加価値な照明開発

詳細はTIRIクロスミーティング2024特設サイト「ポスターセッション」ページをご覧ください。

 

TIRIクロスミーティング2024の見どころ 2 実験室公開

実験室公開では、都産技研が保有する幅広い分野の実験室を23か所公開いたします。また、テレコムセンターに構える5GやIoT、ロボット関連の施設見学会を、午前と午後の計2回開催予定※1です。

普段では見ることのない、実験室内部の様子や機器をご覧いただけます。「利用を検討しているが実際に見てから決めたい」「少し、設備や機器などを確認してから利用を検討したい」とお考えの企業の方は、ぜひこの機会にご参加ください。

高電圧実験室の写真
高電圧実験室

​公開予定の実験室については、特設サイトの「施設見学」ページよりご確認ください。

※1 テレコムセンターへの見学ツアーは定員がございます。当日整理券を配布いたします。詳細は、「施設見学」ページをご覧ください。​

 

中小企業との技術マッチング事例

当イベントでマッチングが成立した場合には、共同で製品開発を進めていくことになります。そこで、過去に中小企業と都産技研が共同で取り組んできた製品開発事例をご紹介いたします。

(製品開発)マグネシウム合金製小児用歩行器「らくらくターン」(株式会社マクルウ)

内容:マグネシウム合金製歩行器の製品化を目指すにあたり、大きさの見直しや車体性能の向上、さらなる軽量化およびコストダウンが必要でした。そこで、都産技研と共同研究を行い、歩行器の形状・寸状を最適化し、方向転換機構を改善した新たな図面を作成。また、実使用を想定した耐荷重・耐久性の評価を確立することで、製品化に成功しました。

小児用歩行器「らくらくターン」の写真
従来品の3分の2の軽さで、小回りの利くスムーズな方向転換操作が可能な、
歩行障害を有する小児のための歩行器

(技術開発)室内光でも利用可能な光触媒(フォトジェン株式会社)

内容:都産技研では、酸化チタン(紫外光応答のみ)に特殊な処理を行い、酸素欠損を作りこむことで、可視光応答性の付与に成功しました。室内光で利用が可能となっており、さまざまな製品への応用を目指し、コーディング技術を共同研究にて開発。材料開発からパッケージデザインまで、都産技研と共同で開発いたしました。

室内光でも利用可能な光触媒の説明図

その他の事例は下記ページでご紹介しております。
活用事例・製品化事例集 

最後に

都産技研では、市場ニーズに対応した製品改良やコスト削減、新規アイデアの具現化など、幅広い開発プロセスでの協力が可能です。技術的な課題や製品開発などでお困りの方は、ぜひTIRIクロスミーティング2024にご参加いただき、研究員との対話の中から開発のヒントやアイデアなどを発掘してみてください。
会場でお待ちしております。


(外部リンク)

お問い合わせ先

「TIRIクロスミーティング2024」運営事務局
(日刊工業新聞社内)

 TEL:03-5644-7032  (平日10時00分から17時00分まで 土日・祝日を除く)
 E-mail:tiricm(at)nikkan.tech ​※(at)を@に置き換えてメールしてください。

 

技術相談依頼試験・機器利用について

技術相談受付フォームはこちらから(外部リンク)

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