災害発生時にお客さまの安全を守り、被害を最小に抑えるために、都産技研では職員の消防訓練や救命救急講習などを毎年実施しています。このたび、これまで都産技研の自衛消防隊が行ってきた積極的な活動を評し、東京消防庁開庁75周年に伴い深川消防署から「消防総監表彰状」が贈呈されました。
東京消防庁 深川消防署 予防課の皆さまが本部を訪問され、贈呈式を行いました。
(2023年3月10日)
都産技研自衛消防隊を代表し丹野総務部長が表彰状を拝受しました。
東京消防庁開庁75周年 消防総監表彰状
消防法により、都産技研には自衛消防組織の設置義務があります。
自衛消防組織は、災害発生時、東京消防庁の消防隊が到着するまでに初期消火、消防機関への通報、在館者の避難誘導等の初期対応を迅速に行い、被害を最小限に抑えるために活動します。都産技研でも自衛消防隊を設置し、地震や火災等の災害を想定して年に1回自衛消防訓練を実施しています。さらに災害時の対応や防災意識の向上を図るために2007(平成19)年から、消防署主催の自衛消防審査会や自衛消防基礎技術確認に参加しています。
また、突然のけがや病気に備え、最善の応急手当や救命処置が行えるよう救命講習受講も積極的に進めています。これらの活動に対して、過去東京消防庁より、多数の表彰状、感謝状を頂いています。
今後も、消火活動、避難誘導、けが人の処置等の救助訓練に積極的に取り組み、利用者や職員の安心・安全を確保していきます。
都産技研全体で、積極的に訓練に励み、災害の防止に寄与したことが認められ、秋の災害防止運動にあたり表彰状を受領しました。
若手職員を中心とした自衛消防隊が消防署主催の自衛消防技術審査会に参加し、日頃の訓練成果を披露しました。
2014年 自衛消防審査会 敢闘賞
2015年 自衛消防審査会 敢闘賞
2016年 自衛消防審査会 第3位
2018(平成30)年から2019(令和1)年は消防署の事情により、複数事業所が一斉に消防署で消防技術の審査をうける自衛消防技術審査会ではなく、消防署が各事業所に出向き、消防技術を審査する自衛消防基礎技術確認に変更されました。
三角巾を使った止血・提肘固定の訓練(2018年)
消火器の使い方訓練(2018年)
AEDを使った心肺蘇生(胸骨圧迫)の訓練(2019年)
救命器具の使用方法や救急時の対応など、救急業務強化のための職員向け救命講習を積極的に行いました。本取り組みは、救急の日にあたり感謝状を受領しました。
感謝状(2015年)
実施年 | 参加状況 | その他表彰等 | |
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2007 | 自衛消防審査会 | ||
2008 | 自衛消防審査会 | ||
2009 | 自衛消防審査会 | 感謝状 | AEDによる救命活動 |
2010 | 自衛消防審査会 | ||
2011 | 東日本大震災のため不参加 | ||
2012 | 自衛消防審査会 (優秀賞) | ||
2013 | 自衛消防審査会 (敢闘賞) | ||
2014 | 自衛消防審査会 (敢闘賞) | 表彰状 | 自衛消防活動体制の確立 |
2015 | 自衛消防審査会 (敢闘賞) | 感謝状 | 救命業務の充実強化 |
2016 | 自衛消防審査会 (3位) | 表彰状 | 自衛消防活動体制の確立 |
2017 | 自衛消防審査会 | ||
2018 | 自衛消防基礎技術確認 | ||
2019 | 自衛消防基礎技術確認(優秀賞) | ||
2020 | 新型コロナウィルス感染症対応のため不参加 | ||
2021 | 新型コロナウィルス感染症対応のため不参加 | ||
2022 | 自衛消防審査会 | ||
2023 | 東京消防庁開庁75周年 消防総監感謝状 | 表彰状 | 自衛消防活動体制の確立 |
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